深夜2時の独り言。

田舎から出てきた大学生が思っていることを書いています。

キラキラしている人間にはなれなかった。

「人前に出るのは苦手だから」と言って、ずっと裏方に回り続けていた。

小学生の学芸会も。

中学生の時の文化祭も。

高校生の時の学祭も。

 

でも、裏方の仕事をしていると人前に出て演劇をしてり、歌を歌ったりダンスを披露している人々に憧れる。人前に出てキラキラしている所が私の心に刺さる。

 

心の中で

「私も人前に出て注目を浴びるような存在になりたい」

という気持ちが年々大きくなっていく。

 

そして、その気持ちが抑えきれなくなって何年かに一度人前に出る。

それが終わってから振り返ってやっぱり自分には向いていないんだと落ち込み、その気持ちは0になる。いやむしろマイナスになっているのかもしれない。

 

その後からまた年々と人前に出たい気持ちを貯めていって、ある程度まで貯まったら人前に出る。そして落ち込む。

 

 

 無限ループ

 

 

そもそも私は歌もダンスも演技もできない。

かと言って人を惹きつけることができるような才能もなかった。

 

小さい頃よく家で踊っていた。親にダンス習う?と聞かれた私は断ったが、あの時にダンスを習っていれば人前に出るような魅力的な人になっていたのだろうか。

 

そんなのは、タラレバに過ぎない。

 

 適材適所とはよくいったものだが、やりたいと感じたことが自分には向いていないと感じるときが一番辛い。才能なんて努力でカバーすればいい、という考えもあるが、努力をすればするほど努力ではカバーできない部分が出てくる。

 

 

自分は裏方が向いているということは自分が一番わかっている。

けれども人前に出てキラキラしている自分をどこかで諦めきれていない気がする。

 

たまに人前に出てキラキラしている自分を想像してしまう。

人生諦めも肝心だということを頭に思い浮かべながら。

 

 

 

今日は遅いからもう寝よう。おやすみなさい。