深夜2時の独り言。

田舎から出てきた大学生が思っていることを書いています。

嫌いと言って地元を出たのに。

「地元の高校に行く意味がないから地元以外の高校に行く。」

 と言ってド田舎の地元を出てからもう5年が経とうとしている。

 

 あまり人に自分に関わる重要な事を言うのが好きではないため、志望校を中学の同級生にはっきりとは伝えず私はこっそり地元から離れた高校に進学した。これを機に下宿暮らしになり、徐々に地元の友達と連絡を取らなくなっていった。

 

しかし、気づけば私のことを知っている地元のほとんどの人が進学先を知っていた。

噂が簡単に広まる感じ「ああ、田舎だなあ」と思った。田舎の人達は良くも悪くも他人に興味がありすぎる。

 

 私の地元で私が友達と呼べる数少ない人間と話している時に、地元の同級生たちの話を聞いた。「え、この年齢でそんなことしているの」と聞いてしまった。そんな子供っぽい一面があまり好きではない。

 

 

 

田舎の

噂が簡単に広まるところが嫌い。寒気がする。

地元の同級生の子どもっぽさが嫌い。

 

 

とか言いつつ、都会の喧騒に疲れて地元の自然が恋しくなったり、実家に帰りたいと思うあたり結局は地元が好きなんだなと気づかされる。

 

 実際、実家に帰っているときが一番精神が安定している。

 

こんなことに気付けたのも、地元を離れて生活したからだと思う。地元を離れなければ、一生この地元が嫌いだと思いながら生活していたかもしれない。

地元を離れて客観的に見れるようになった。客観的に見ることは大切なんだと実感した一番の出来事である。

 

今日はもう遅いから寝よう。おやすみなさい。